マクロ定義
#define	xspAlloc(n, type) (type )xspMalloc((int)(n)sizeof(type))

#define	xspRealloc(p, n, type) (type )xspRemalloc((char )(p), (int)(n)*sizeof(type))

#define	xspFree(p) {_xspFree((char *)(p)); (p) = NULL;}

#define	spArrayCopy(p1, p2, n, type) memmove((char )(p1), (char )(p2), (unsigned)(n)*sizeof(type))

関数
char *	xspMalloc (int nbytes)

char *	xspRemalloc (char *p, int nbytes)

void	_xspFree (char *p)

int **	xspIMatAlloc (int row, int col)

void	xspIMatFree (int **mat, int row)

short **	xspSMatAlloc (int row, int col)

void	xspSMatFree (short **mat, int row)

long **	xspLMatAlloc (int row, int col)

void	xspLMatFree (long **mat, int row)

float **	xspFMatAlloc (int row, int col)

void	xspFMatFree (float **mat, int row)

double **	xspDMatAlloc (int row, int col)

void	xspDMatFree (double **mat, int row)

char **	xspCMatAlloc (int row, int col)

void	xspCMatFree (char **mat, int row)

unsigned char **	xspUCMatAlloc (int row, int col)

void	xspUCMatFree (unsigned char **mat, int row)

char *	xspStrClone (const char *string)

詳解

マクロ定義詳解

◆ xspAlloc

#define xspAlloc	(		n,
			type ) (type )xspMalloc((int)(n)sizeof(type))

Macro to allocate memory.

メモリを確保するためのマクロです．この関数で確保したメモリは， xspFree() を用いて解放して下さい．

引数

[in]	n	確保するメモリの長さを指定します．確保されるメモリのサイズは， `n * sizeof(type)` となります．
[in]	type	確保されるメモリの型を指定します． short ， long ， float ， double などを直接指定して下さい．

戻り値: 割り当てられたメモリブロックを示すポインタが返ります．

参照: xspFree()

◆ xspRealloc

#define xspRealloc	(	p,
		n,
		type ) (type )xspRemalloc((char )(p), (int)(n)*sizeof(type))

Macro to resize the allocated memory block.

メモリブロックのサイズを変更するためのマクロです．

引数

[in]	p	すでに確保されたメモリブロックを示すポインタを指定します．NULLの場合は，新たにメモリが確保されます．
[in]	n	メモリの長さを指定します．変更後のメモリのサイズは，`n * sizeof(type)` となります．
[in]	type	確保されるメモリの型を指定します．short，long，float，doubleなどを直接指定して下さい．

戻り値: サイズが変更されたメモリブロックを示すポインタが返ります．

参照: xspFree()

◆ xspFree

#define xspFree ( p ) {_xspFree((char *)(p)); (p) = NULL;}

Macro to free the allocated memory block.

メモリを解放するマクロです．

引数

[in] p xspMalloc() などにより確保されたメモリブロックを示すポインタを指定します．メモリを解放後， p を NULL に初期化します．

参照: xspMalloc() , xspAlloc() , xspRemalloc() , xspRealloc()

各種例: dirtest.c.

◆ spArrayCopy

#define spArrayCopy	(	p1,
		p2,
		n,
		type ) memmove((char )(p1), (char )(p2), (unsigned)(n)*sizeof(type))

配列をコピーするためのマクロです．

引数

[out]	p1	コピー先のポインタを指定します．
[in]	p2	コピー元のポインタを指定します．
[in]	n	コピーする長さを指定します．コピーされる長さは，`n * sizeof(type)` となります．
[in]	type	データ型を指定します．short，long，float，doubleなどを直接指定して下さい．

関数詳解

◆ xspMalloc()

char * xspMalloc ( int nbytes )

extern

Allocates memory.

メモリを確保します．この関数で確保したメモリは， xspFree() を用いて解放して下さい．

引数

[in] nbytes 確保するメモリのサイズを指定します．

戻り値: 割り当てられたメモリブロックを示すポインタが返ります．

参照: xspFree() , xspAlloc()

◆ xspRemalloc()

char * xspRemalloc	(	char *	p,
		int	nbytes )

extern

Resize the allocated memory block.

メモリブロックのサイズを変更します．

引数

[in]	p	すでに確保されたメモリブロックを示すポインタを指定します． NULL の場合は，新たにメモリが確保されます．
[in]	nbytes	メモリのサイズを指定します．

戻り値: サイズが変更されたメモリブロックを示すポインタが返ります．

参照: xspFree() , xspRealloc()

◆ _xspFree()

void _xspFree ( char * p )

extern

Frees memory. Use xspFree() instead of this function.

メモリを解放します．この関数の代わりに， xspFree() を使用して下さい．

引数

[in] p xspMalloc() などにより確保されたメモリブロックを示すポインタを指定します．

参照: xspFree()

◆ xspIMatAlloc()

int ** xspIMatAlloc	(	int	row,
		int	col )

extern

Allocates memory for a 2-d array of int type.

二次元配列として使用できるメモリを確保します．この関数で確保したメモリは， xspIMatFree() を用いて解放して下さい．

引数

[in]	row	行の数を指定します．
[in]	col	列の数を指定します．

戻り値: 割り当てられたメモリブロックを示すポインタのポインタが返ります．これは，二次元配列と同様に使用して構いません．

参照: xspIMatFree()

◆ xspIMatFree()

void xspIMatFree	(	int **	mat,
		int	row )

extern

Frees memory of a 2-d array of int type.

xspIMatAlloc() により割り当てたメモリを解放します．

引数

[in]	mat	xspIMatAlloc() により確保されたメモリブロックを示すポインタのポインタを指定します．
[in]	row	確保されている行の数を指定します．確保した場合の行数とこの数が異なる場合の動作は保証されません．

参照: xspIMatAlloc()

◆ xspSMatAlloc()

short ** xspSMatAlloc	(	int	row,
		int	col )

extern

Allocates memory for a 2-d array of short type.

二次元配列として使用できるメモリを確保します．この関数で確保したメモリは， xspSMatFree() を用いて解放して下さい．

引数

[in]	row	行の数を指定します．
[in]	col	列の数を指定します．

戻り値: 割り当てられたメモリブロックを示すポインタのポインタが返ります．これは，二次元配列と同様に使用して構いません．

参照: xspSMatFree()

◆ xspSMatFree()

void xspSMatFree	(	short **	mat,
		int	row )

extern

Frees memory of a 2-d array of short type.

xspSMatAlloc() により割り当てたメモリを解放します．

引数

[in]	mat	xspSMatAlloc() により確保されたメモリブロックを示すポインタのポインタを指定します．
[in]	row	確保されている行の数を指定します．確保した場合の行数とこの数が異なる場合の動作は保証されません．

参照: xspSMatAlloc()

◆ xspLMatAlloc()

long ** xspLMatAlloc	(	int	row,
		int	col )

extern

Allocates memory for a 2-d array of long type.

二次元配列として使用できるメモリを確保します．この関数で確保したメモリは， xspLMatFree() を用いて解放して下さい．

引数

[in]	row	行の数を指定します．
[in]	col	列の数を指定します．

戻り値: 割り当てられたメモリブロックを示すポインタのポインタが返ります．これは，二次元配列と同様に使用して構いません．

参照: xspLMatFree()

◆ xspLMatFree()

void xspLMatFree	(	long **	mat,
		int	row )

extern

Frees memory of a 2-d array of long type.

xspLMatAlloc() により割り当てたメモリを解放します．

引数

[in]	mat	xspLMatAlloc() により確保されたメモリブロックを示すポインタのポインタを指定します．
[in]	row	確保されている行の数を指定します．確保した場合の行数とこの数が異なる場合の動作は保証されません．

参照: xspLMatAlloc()

◆ xspFMatAlloc()

float ** xspFMatAlloc	(	int	row,
		int	col )

extern

Allocates memory for a 2-d array of float type.

二次元配列として使用できるメモリを確保します．この関数で確保したメモリは， xspFMatFree() を用いて解放して下さい．

引数

[in]	row	行の数を指定します．
[in]	col	列の数を指定します．

戻り値: 割り当てられたメモリブロックを示すポインタのポインタが返ります．これは，二次元配列と同様に使用して構いません．

参照: xspFMatFree()

◆ xspFMatFree()

void xspFMatFree	(	float **	mat,
		int	row )

extern

Frees memory of a 2-d array of float type.

xspFMatAlloc() により割り当てたメモリを解放します．

引数

[in]	mat	xspFMatAlloc() により確保されたメモリブロックを示すポインタのポインタを指定します．
[in]	row	確保されている行の数を指定します．確保した場合の行数とこの数が異なる場合の動作は保証されません．

参照: xspFMatAlloc()

◆ xspDMatAlloc()

double ** xspDMatAlloc	(	int	row,
		int	col )

extern

Allocates memory for a 2-d array of double type.

二次元配列として使用できるメモリを確保します．この関数で確保したメモリは， xspDMatFree() を用いて解放して下さい．

引数

[in]	row	行の数を指定します．
[in]	col	列の数を指定します．

戻り値: 割り当てられたメモリブロックを示すポインタのポインタが返ります．これは，二次元配列と同様に使用して構いません．

参照: xspDMatFree()

◆ xspDMatFree()

void xspDMatFree	(	double **	mat,
		int	row )

extern

Frees memory of a 2-d array of double type.

xspDMatAlloc() により割り当てたメモリを解放します．

引数

[in]	mat	xspDMatAlloc() により確保されたメモリブロックを示すポインタのポインタを指定します．
[in]	row	確保されている行の数を指定します．確保した場合の行数とこの数が異なる場合の動作は保証されません．

参照: xspDMatAlloc()

◆ xspCMatAlloc()

char ** xspCMatAlloc	(	int	row,
		int	col )

extern

Allocates memory for a 2-d array of char type.

二次元配列として使用できるメモリを確保します．この関数で確保したメモリは， xspCMatFree() を用いて解放して下さい．

引数

[in]	row	行の数を指定します．
[in]	col	列の数を指定します．

戻り値: 割り当てられたメモリブロックを示すポインタのポインタが返ります．これは，二次元配列と同様に使用して構いません．

参照: xspCMatFree()

◆ xspCMatFree()

void xspCMatFree	(	char **	mat,
		int	row )

extern

Frees memory of a 2-d array of char type.

xspCMatAlloc() により割り当てたメモリを解放します．

引数

[in]	mat	xspCMatAlloc() により確保されたメモリブロックを示すポインタのポインタを指定します．
[in]	row	確保されている行の数を指定します．確保した場合の行数とこの数が異なる場合の動作は保証されません．

参照: xspCMatAlloc()

◆ xspUCMatAlloc()

unsigned char ** xspUCMatAlloc	(	int	row,
		int	col )

extern

Allocates memory for a 2-d array of unsigned char type.

二次元配列として使用できるメモリを確保します．この関数で確保したメモリは， xspUCMatFree() を用いて解放して下さい．

引数

[in]	row	行の数を指定します．
[in]	col	列の数を指定します．

戻り値: 割り当てられたメモリブロックを示すポインタのポインタが返ります．これは，二次元配列と同様に使用して構いません．

参照: xspUCMatFree()

◆ xspUCMatFree()

void xspUCMatFree	(	unsigned char **	mat,
		int	row )

extern

Frees memory of a 2-d array of unsigned char type.

xspUCIMatAlloc() により割り当てたメモリを解放します．

引数

[in]	mat	xspUCMatAlloc() により確保されたメモリブロックを示すポインタのポインタを指定します．
[in]	row	確保されている行の数を指定します．確保した場合の行数とこの数が異なる場合の動作は保証されません．

参照: xspUCMatAlloc()

◆ xspStrClone()

char * xspStrClone ( const char * string )

extern

Makes a clone of the string.

文字列の複製を作成します．

引数

[in] string 複製したい文字列を指定します．

戻り値: 複製された文字列が返ります．この戻り値は， xspFree() を用いて解放して下さい．

参照: xspFree()