テイラートレーナ(Taylor Trainer) サポートページ
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新着情報
アプリについて
「テイラートレーナ」はテイラー級数(テイラー展開、マクローリン展開)を学習するためのアプリです。
- 多項式の係数をスライダーで変更して関数がどのように変化するかを確認できます。
- 代表的な関数(sin、cos、exp)に対して二乗誤差が表示されるので、信号の近似精度がわかります。
テイラー展開の自習用・講義用教材としてどうぞ。
使い方
- 起動からのチュートリアル
- アプリを起動させるとタイトル画面が現れます。しばらく待ってください。
- 初期画面はこれです。
- さっそく触ってみましょう。
最初はと[0]のボタンが押されてますが(青色になっている)、[1]を押してみましょう。
- スライダを右いっぱいまで動かしてみます。すると、下の画面になります。
- 同じように、[3]でスライダを数値が-0.166(=-1/6)付近になるまで、[5]でスライダを数値が0.008(=1/120)付近になるまで右に動かしてみましょう。数字が赤くなるのが目印です。
- 全てうまくいくと下の画面になります。線が太くなるのが目印です。
- sin関数を3つの項(x, x^3, x^5)の線系和でうまく近似できたことを示しています。
- これでチュートリアルは終了です。次からは画面の見方、各種設定についてです。
- 画面の見方
- メイン画面
- グラフ:参照関数(赤)、多項式の関数(青)、選択した次数の項のみの関数(緑)を示します
- 二乗誤差:小さいほど近似精度が高いことを示しています。誤差を計算する範囲は、グラフ中で背景がグレーになっている部分です。
- [Clear]:係数をすべて0に初期化します。
- [0]から[5]:項の次数を指定します。[0]はx^0(つまり、定数)、[1]はx^1、…と対応します。
- スライダ:係数を指定します。値は右側に表示され、範囲は-1から1の間です。ヒントを[表示]にしていると、正解に近い値で文字色が赤になります。
- [設定]:設定画面に切り替えます
- 設定画面
- 信号の種類:[sin][cos][exp]から選べます。
- 成分:各項の成分(緑色のグラフ)の表示/非表示を切り替えられます。
- 二乗誤差:二乗誤差の表示/非表示を切り替えられます。
- ヒント:ヒント(正答に近いと数値が赤くなる)の表示/非表示を切り替えられます。