名城大学 理工学部 情報工学科/名城大学大学院 理工学研究科 情報科学専攻

山田(啓)研究室 − パターン認識とその応用

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研究

1.人物行動の認識(画像認識)

画像による歩きスマホ検出
歩行者の体特徴点の情報から,その歩行者の歩きスマホを検出します。

Koji Kumamoto, Keiichi Yamada, "Detecting Interaction of Pedestrians with Their Smartphones Based on Body Keypoints," 2018 IEEE International Conf. on Systems, Man, and Cybernetics (SMC2018), pp. 3251-3256, 2018.

歩行者体向きの推定
歩行者の体の向いている方向を,画像からCNN (Convolutional Neural Network) を用いて推定します。

Koji Kumamoto, Keiichi Yamada, "CNN-based Pedestrian Orientation Estimation from a Single Image," The 4th Asian Conference on Pattern Recognition (ACPR2017), pp. 13-18, 2017.

低解像度歩行者検出
解像度情報も含めて特徴抽出フィルタを学習させることで,低解像度の歩行者をより良い精度で検出します。

Keiichi Yamada, "Pedestrian Detection with a Resolution-Aware Convolutional Network," The 23rd International Conference on Pattern Recognition (ICPR2016), pp. 580-585, 2016.

歩行者の行動認識
歩道にいる歩行者が道路を横断しようとしているかを車両のカメラで撮影したビデオ画像から推定します。

古橋竜祐,山田啓一, 「複数フレームの見かけの姿勢に基づく歩行者の横断意図の推定」, 電気学会論文誌C,Vol. 133, No. 5, pp. 1069-1075, 2013.

不審挙動の検出
監視カメラで撮影したビデオ映像中から,不審・異常な挙動をする人物を検出します。

竹島 徹,山田啓一,「MHIの濃度勾配ヒストグラムとk最近傍法を用いた動画像からの人物の非通常挙動の検出」, 電気学会論文誌C,Vol. 131, No. 2,pp. 425-432,2011.

シーン中の非通常物体の検出
道路シーンの画像から,道路上には通常は存在することのない物体(非通常物体)を検出します。

J. Kobayashi, K. Yamada, "Detection of Abnormal Objects in a Scene based on Local Features," IAPR Conference on Machine Vision Applications (MVA2009), pp. 34-37, May 2009.

顔表情モニタリングによる人物の異変検知
顔表情をモニタリングし通常とは異なる顔表情の出現を検出することによって人物の体調や感情の異変を検出します。

K. Suzuki, T. Takeshima, J. Kobayashi, K. Yamada, "Detection of unusual facial expression for human support systems," 34th Annual Conf. of the IEEE Industrial Electronics Society (IECON'08), pp. 3414-3418, Nov. 2008.

2.運転行動の認識

ドライバの交差点右折先歩行者への気付きの推定
ドライバが交差点を右折しようとしているときに, 右折先の横断歩道を横断中または横断しようとしている歩行者に, ドライバが気付いているかを推定。

立岩 佳,山田啓一, 「運転行動からのドライバの交差点右折先歩行者への気付きの推定法」, 情報処理学会論文誌,Vol. 60, No. 7, pp. 1304-1314, 2019.

ドライバの歩行者への気付きの推定
ドライバが車両前方に出現した歩行者に気付いたかを, そのドライバの運転行動や車両挙動から推定します。

深川裕規,山田啓一, 「ドライバの歩行者への気付きのアクセル反応からの確率的推定」, 電気学会論文誌C, Vol. 137, No. 3, pp. 482-488, 2017.

運転行動の意図推定
信号が青から黄に変わったとき,ドライバが信号で停止しようとしているかの意図を推定します。

馬渕竜紀,山田啓一, 「黄信号切替わり時におけるドライバの通過・停止の意図推定」, 電気学会論文誌C, Vol. 133, No. 6, pp. 1178-1185, 2013.

運転行動の通常からの逸脱の検出
人為的ミスによる事故を予防するために,ドライバの運転行動が通常からの逸脱してないかを検出します。

林 紀典,山田啓一,「運転行動が観測されたときの状況の通常からの逸脱の検出による交差点における右折行動の事故に至る可能性の予測」, 電気学会論文誌C,Vol. 131, No. 7, pp. 1361-1367, 2011.

歩行者の自車両への気付きの推定
車両前方の歩行者が,自車両の存在に気付いているかを,その歩行者の自車両に対する挙動から推定します。

K. Nakatsubo, K. Yamada, "Detecting Unusual Pedestrian Behavior toward Own Vehicle for Vehicle-to-Pedestrian Collision Avoidance," 2010 IEEE Intelligent Vehicles Symposium (IV2010), pp. 401-405, June 2010.

周辺車両ドライバの状態に応じた運転支援システム
周辺車両ドライバの状態に応じて自車両の運転支援システムの動作を適応的に変化させることにより, より効果的な運転支援を実現する,新たなコンセプトを提案しました。

福岡広晃,白井 悠,紀平和俊,山田啓一,「周辺車両ドライバの状態に応じた支援システム」, 自動車技術会論文集,Vol. 40, No. 3, pp. 933-938, 2009.

ドライバ間の運転行動の相互作用
車両合流における隣り合う車線の2台の車両のドライバの割り込みに関する意思が, 車両挙動を通じてどのようにやり取りされているかを研究。

K. Yamada, H. Matsuyama, K. Uchida, "A Method for Analyzing Interaction of Driver Intention through Vehicle Behavior When Merging," 2014 IEEE Intelligent Vehicles Symposium (IV2014), pp. 158-163, June 2014.

後続車両ドライバの反応時間の推定
ドライバの突発事象に対する反応時間の確率分布を,車両の横方向変位の周波数スペクトルから推定します。

高木伸哉,山田啓一, 「車両挙動とドライバの反応時間の関係について」, 自動車技術会論文集,Vol. 43, No. 5, pp. 1131-1137, 2012.

後続車両ドライバの運転タイプの推定
ドライバの不注意運転傾向と運転軽視傾向の度合いを, そのドライバが運転する車両の挙動から推定します。

紀平和俊,山田啓一,「車両挙動からの後続車両ドライバの不注意運転傾向の推定」, 電気学会論文誌C,Vol. 130, No. 6, pp. 1003-1009, 2010.

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Last modified: 2019/7/1
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