大学院理工学研究科 情報工学専攻の研究分野 Research Area
情報工学専攻では、ソフトウェアとハードウェアの両方を理解し、最先端の高度な情報テクノロジーを身につけた専門技術者や研究者の育成を目指すために、4つの研究分野について教育・研究を行っています。
情報デバイス
画像情報処理、ヒューマンインターフェース、およびこれらのITSへの応用、ロボット制御、コンピュータアーキテクチャ、連続性と離散系のハイドリプシステムに関する研究
- ITS(高度道路交通システム)における運転支援システム全般
- 運転支援のためのセンシング,制御,通信(特に車車間通信),ヒューマンファクタ
- ドライバの状態認識・監視技術の開発
- ドライバにやさしい情報提示技術の開発
- ドライバや乗員の運転状態・挙動の検知
- 超高齢社会での高齢者の日常生活の支援(認知・判断能力の評価,行動の見守り,など)
- 健康福祉機器(睡眠モニタリングや心拍測定など)や介護支援ロボットの研究
- 確率的探索に基づく車両の制御則設計
- 暗号ハードウェアに関する研究
- 組み込み・集積回路技術に関する研究
情報処理
先端的計算シミュレーションとその応用、人工知能、ロボットシステム、データマイニング、ソフトコンピューティングに関する研究
- 幾何アルゴリズムの並列化の理論とその応用
- パズルやゲームのための探索および列挙手法の開発
- 識別パターン発見に関する方法論とその応用
- 論理に基づく確率モデリングを実現するプログラミング処理系の開発
- 社会生活の支援システム
- 分散シミュレーションシステム
- 都市災害時における人の行動シミュレーションおよびそれを利用した防災・救助計画サポートシステムに関する研究
情報メディア
コンピュータグラフィックス、自然言語処理、バーチャルリアリティ、音声・音響情報処理、感性工学に関する研究
- CGによる人の行為が加わった対象の映像表現(ワイパーによる雨水や積雪の除去,地面の足跡の表現,床面の汚れの表現など)
- モバイルデバイスの文字入力手法の研究
- 情報インターフェースのユーザビリティ評価
- 自然言語のコミュニケーションメカニズムとその応用
- 音信号(音声・歌声・楽器音など)の解析・変換・合成に関する研究
- 視聴覚,触覚,嗅覚刺激の時空間制御に基づくインタラクティブインタフェースの研究
- 工業製品に対する感性構造の分析
- 色恒常性の解析とその評価
情報通信
無線通信、ユビキタスネットワーク、ネットワークセキュリテリ、情報理論、および、これらのITSの応用に関する研究
- 新しい誤り制御方式に関する研究
- イントラネットのセキュリティに関する研究
- ユビキタスネットワークの実現に係わる通信アーキテクチャおよびプロトコルの研究
- 情報家電機器を含むIoTデバイスの安全な遠隔操作に関する研究
- 高誤り率環境下での有用な誤り訂正符号とその復号法の研究
- 高速ルーティング可能な無線通信プロトコルの開発
- 新しい量子暗号プロトコルの安全性の検証
- スマートフォンによる高齢者見守りシステムの研究
- 可視光通信に関する研究