人材養成目的 Our Policies
産業や社会の様々な分野で情報技術者として活躍できるように、情報数学、コンピュータ基礎、プログラミングなどの「情報処理技術の基礎」を習得し、かつ、自らが解決すべき課題を理解し、解決策を探索し、実践できる能力を身に着けた人材を育成します。また、情報処理技術の応用分野は多岐にわたり、それぞれで求められる能力が異なるので、「情報デバイス」「情報処理」「情報メディア」「情報通信」の少なくとも1つの分野の専門知識を体系的に身に付けた人材を育成します。
それぞれのプログラムは、次に示す能力を持つ人材を育成します。
- 情報デバイスプログラム:
- 情報を利用する分野を扱う。情報を取得するためのハードウェアとそれを利用するためのソフトウェアについて、その両方の仕組みが理解できる。
- 情報処理プログラム:
- 情報を処理する分野を扱う。基本ソフトウェアをはじめとするソフトウェアの原理や、情報管理、アルゴリズム、知識情報処理の方法論が理解できる。
- 情報メディアプログラム:
- 情報を表現する分野を扱う。画像・音・言語などのメディアから情報を抽出する仕組みや、それらを加工して利用する方法が理解できる。
- 情報通信プログラム:
- 情報を交換する分野を扱う。伝送路を介して情報を高速に伝える方法や、ネットワークを介して情報を確実、かつ安全に交換する仕組みが理解できる。
学位授与方針
情報工学科において、4年以上在学し、情報工学科が定めるプログラム(「情報デバイス」「情報処理」「情報メディア」「情報通信」)のいずれかの卒業条件を満足する単位(124単位以上)を修得した学生に、学士(工学)の学位を授与する。それぞれのプログラムは、情報工学基礎科目と該当分野の専門科目から体系的に構成されているので、情報工学の主要分野の1つにおいて、情報技術者に求められる基礎的な技術を習得した学生に対して、学士(工学)の学位を授与する。
教育課程編成方針
- 情報工学基礎教育の充実
- 学生への動機付け教育
- 実験・演習科目の充実
- 基礎科目の早期習得の支援
- プレゼンテーション能力の向上
入学者受け入れ方針
情報工学科で学ぶためには、
- 向上心・チャレンジ精神が旺盛で、高い志と強い意志を持って取り組むことのできる人
- 相互理解・相互信頼に努めることのできる人
- 情報技術者として大きな夢をもち、その実現に向けて努力する人