教員 Staff

亀谷 由隆准教授Kameya Yoshitaka

最終学歴
東京工業大学大学院情報理工学研究科博士後期課程修了
学位
博士(工学)(東京工業大学)
専門分野
  • 機械学習
  • データマイニング
研究課題
  • 識別パターン発見に関する方法論とその応用
  • 論理に基づく確率モデリングを実現するプログラミング処理系の開発
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教育活動

教育研究に対する取り組み・抱負

情報処理あるいはITという言葉が一般化し,高速ネットワーク網,あるいは操作性に優れた情報機器が普及する中で,現在ではコンピュータはあって当たり前の存在になりつつあります.しかし,ユーザとしてコンピュータを扱うことと専門技術者としてコンピュータを扱うことは依然大きな隔たりがあり,信頼のおける情報システムを作り上げるには,情報工学の基礎に対する理解が不可欠です.講義・実験を通じて情報工学の基礎をしっかり学んでもらえるよう努力していきたいと思います.また,細部まで考えられた卒業研究を行うには個人のモチベーションが大きな要素を占めると感じます.(容易でないことは承知しておりますが)学生の興味の持てるような研究テーマを設定し,適切なタイミングで助言を行い,充実した卒業研究となるように努めたいと考えています.更に,プログラミング力は情報工学における「実現力」の一つではないかと考えています.私自身幾つかのプログラムはオープンソフトウェアとして公開しておりますが,その経験やプログラミングの重要性を伝えていけたらと思います.

研究活動

主な研究業績
  • Contrastive relevance propagation for interpreting predictions by a single-shot object detector. Proc. of the 2019 Int'l Joint Conf. on Neural Networks (IJCNN-2019), 2019.
  • Bottom-up cell suppression that preserves the missing-at-random condition. Proc. of the 13th Int'l Conf. on Trust, Privacy, and Security in Digital Business (TrustBus-2016), pp. 65–78, 2016.
  • RP-growth: Top-k mining of relevant patterns with minimum support raising. Proc. of the 2012 SIAM Int'l Conf. on Data Mining (SDM-2012), pp. 816-827, 2012.
  • Time series discretization via MDL-based histogram density estimation. Proc. of the 23rd IEEE Int'l Conf. on Tools with Artificial Intelligence (ICTAI-2011), pp. 732-739, 2011.
  • Accelerating genetic programming by frequent subtree mining. Proc. of the 2008 Genetic and Evolutionary Computation Conf. (GECCO-2008), pp. 1203-1210, 2008.
  • PRISM: 確率モデリングのための論理プログラミング処理系, コンピュータソフトウェア, Vol. 24, No. 4, pp. 2-22, 2007.
主な社会・学会活動
平成27年4月
情報処理学会東海支部運営委員(平成29年3月まで)
平成27年11月
国際シンポジウム IES-15 プログラム委員
平成28年9月
国際ワークショップ PLP-16 プログラム委員
平成28年11月
国際ワークショップ NaBIC-16 プログラム委員
平成29年9月
国際ワークショップ PLP-17 プログラム委員
令和元年4月
電子情報通信学会スマートインフォメディアシステム (SIS) 研究専門委員(現在に至る)
令和2年5月
国際会議 ICDIP-20 Technical Commitee メンバー
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