教員・学生メッセージ Teacher and Student Messages
「売れる理由」を感性科学的に分析し、
ヒト・モノ・情報の高感度なつながりを創世。
使う人の感性や心理を解析し“人とものの円滑な情報コミュニケーション”の企画や、ユーザビリティの評価を行っています。例えば、カーナビ開発の場合、機能性やモニターデザイン、マップ画像、音声といった、人間の五感に訴えるインターフェースを重視することで、情報の伝達性はもちろん、商品の売れ行きにも好影響を及ぼすことがわかっています。現在、私の研究室では実際にいくつかの企業と契約し、例えば新しいインターホンシステムの研究・開発二取り組んでいます。机上の理論だけではなく実践的な研究開発に学生も参加することで、技術面やスケジュール、コスト意識、コミュニケーション能力といった実社会で必要とされるスキルを磨くことができます。この貴重な経験を通して「社会にモテる」人材を育てたいと考えています。川澄未来子先生
講義、資格、研究・・・体系的な学びから
システムエンジニアに必要なスキルを鍛える
システムエンジニアを目指して情報工学科に進学。『ソフトウェア工学』や『プログラミング演習』などの講義で情報とシステムを体系的に学び、3年次には基本情報技術者の資格を取得しました。卒業研究では人間の自動車運転行動の新しい解析方法を研究。加速や車体角度の加減といった運転行動を、実車データととも危険回避システムなど自動車の知能化に高精度で反映させるのが目的です。また、研究では「MATLAB」というそれまで使ったことのない高度な数値解析ソフトにも挑戦。システムエンジニアとして活躍するためのスキルを鍛えられたと思います。 竹内万祐子(2012年3月情報工学科卒業)